タスマニア州 (Tasmania)
タスマニア州(タスマニアしゅう、 、略号:TAS)は、オーストラリアの州の一つである. オーストラリア大陸の南東海上に位置するタスマニア島と周辺の島嶼からなっており、州都はタスマニア島内における最大の都市ホバートである.
「タスマニア」という地名は、タスマニア島に初めて到着したと言われているオランダ人探検家アベル・タスマンにちなんだつけられたものである.
また、過去の記録に基づき、この島を先住民族(アボリジニ)が「ルトルウィタ(Lutruwita)」と呼んでいたと推定されており、この名称も近年使われつつある.
オーストラリア大陸の南東部から240kmの南方海上(東経146度55分を境に東西を太平洋とインド洋に分かれる海域. オーストラリアの定義では南極海)に浮かぶタスマニア島は、現在バス海峡によって隔てられている. しかし、この海峡は1万年から2万年前の最終氷期には繋がって地峡だった. 現在のタスマニア島の面積は、日本の北海道よりやや小さい(約8割). 起伏の多い地形で、オーストラリア国内においては山の多い地域に当たるものの、現在この付近で火山活動は見られない. ちなみに、タスマニア島で最も標高の高い地点はオッサ山の山頂(標高1617m)である.
なお、「気候」の節にもある通り雨や雪が多い地域であり、オーストラリアの国土総面積の1%未満のタスマニア島は降水量の12%、貯水量は27%を占める. 島の中央部の高地から海岸へ向けて何本もの河川が流れており、50を超えるダムを利用して水力発電を行うことによって島内の電力需要を賄っており、州内電力需要の80%を賄っている. この島には、原生林などの自然がよく残っていたが、近年その破壊が目立つようになってきた.
「タスマニア」という地名は、タスマニア島に初めて到着したと言われているオランダ人探検家アベル・タスマンにちなんだつけられたものである.
また、過去の記録に基づき、この島を先住民族(アボリジニ)が「ルトルウィタ(Lutruwita)」と呼んでいたと推定されており、この名称も近年使われつつある.
オーストラリア大陸の南東部から240kmの南方海上(東経146度55分を境に東西を太平洋とインド洋に分かれる海域. オーストラリアの定義では南極海)に浮かぶタスマニア島は、現在バス海峡によって隔てられている. しかし、この海峡は1万年から2万年前の最終氷期には繋がって地峡だった. 現在のタスマニア島の面積は、日本の北海道よりやや小さい(約8割). 起伏の多い地形で、オーストラリア国内においては山の多い地域に当たるものの、現在この付近で火山活動は見られない. ちなみに、タスマニア島で最も標高の高い地点はオッサ山の山頂(標高1617m)である.
なお、「気候」の節にもある通り雨や雪が多い地域であり、オーストラリアの国土総面積の1%未満のタスマニア島は降水量の12%、貯水量は27%を占める. 島の中央部の高地から海岸へ向けて何本もの河川が流れており、50を超えるダムを利用して水力発電を行うことによって島内の電力需要を賄っており、州内電力需要の80%を賄っている. この島には、原生林などの自然がよく残っていたが、近年その破壊が目立つようになってきた.
地図 - タスマニア州 (Tasmania)
地図
国 - オーストラリア
オーストラリアの国旗 |
イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国となっている. 日本での略称は豪州(ごうしゅう)である. 総面積は世界第6位である. 近隣諸国としては、北にパプアニューギニア・インドネシア・東ティモール、北東にソロモン諸島・バヌアツ、東はトンガ・ニューカレドニア・フィジー、南東2,000km先にニュージーランドがある.